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2023 年 7 月 3 日
日本初の「歯の再生医療」が臨床試験へ
- 日本の研究チームが、2024 年 7 月の臨床試験開始を目指して、新しい歯を生やすことができる画期的な薬を開発している。この薬は、先天性の要因で大人の歯が一本もない人を対象としており、研究チームは 2030 年までに一般に使用できるようにすることを目指している。
- この薬はすでに動物実験で有望な結果を示しており、「第三世代」の歯の成長を促している。人間には第 3 世代の歯を生やす可能性があるが、通常は時間の経過とともにその能力を失ってしまうからである。
- この薬は、歯の成長を制限する USAG-1 と呼ばれるタンパク質の働きを阻害することで効果を発揮する。人体に悪影響がないことが確認されれば、この薬は無歯症の 2 歳から 6 歳の子供の治療に使われる予定である。